牧師プロフィール– profile –

麻布南部坂教会牧師
松谷 祐二(まつたに ゆうじ)

【プロフィール】

1976年、福島県で、クリスチャンの両親の家庭に生まれる。

千葉大学文学部史学科卒業。大学2年生で洗礼を受けてクリスチャンになる。

大学卒業後、IT業界に技術者として就職し、横浜市の教会に在籍。初めの数年は、市民運動に参加したり、身体障碍者のボランティアをしたりもしていた。IT業界内で何度か転職し、住居も横浜、川崎、埼玉、群馬と転々としながら、約7年働く。

群馬の教会で説教を繰り返し聞いているうちに、聖書のすごさに圧倒され、神様、イエス・キリストをまるで初めて知ったような気持ちに。牧師の勧めに後押しされ、会社を辞めて、30歳から4年間、日本基督教団立の神学校(牧師を養成する大学・大学院)、東京神学大学へ。

東京神学大学卒業後、2010年から麻布南部坂教会牧師となり、現在に至る。2013年からは附属幼稚園「南部坂幼稚園」の園長を兼務している。

【メッセージ】

正直、何をやっても「逃げる」「途中でやめる」人生を送ってきました。

クリスチャンの両親の元から逃げるように、大学進学で故郷を離れました。大学の歴史学の勉強は継続せず、関係ないIT業界にとりあえず逃げました。最初に洗礼を受けた教会から離れたくなって、千葉から神奈川に移りました。市民運動も障碍者ボランティアも、思うところがあって途中でやめました。会社も転々とし、住居を埼玉、群馬まで移したのは、田舎に一人引き込もって隠遁生活をする準備をしたい、とさえ思っていたからです。その頃は1年以上、日曜日に教会に行くのも完全にやめていました。

あんまり色々と途中で捨てて来てしまったので、気軽に会いたいと思える昔の友人、知人もほぼいません。逆に、人から捨てられ神様から捨てられたとしても文句は言えない、そんな生き方だった気がします。群馬県のある教会で、聖書に圧倒される経験をするまでは。

聖書を通して、神様に、イエス・キリストに拾ってもらって、今の私がある。イエス様、よくこんな私でも拾ってくださいましたね、という気持ちです。

「捨てる神あれば拾う神あり」と言いますが、拾ってもらった経験と実感から言えば、神はただお一人、「捨てる神なく、拾う神のみ」です。 これを読んでくださっているあなたにも、どうかこの神様が、イエス・キリストが、出会ってくださいますように。

麻布南部坂教会牧師 松谷 祐二